2010-12 | ARCHIVE-SELECT | 2011-02

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週刊朝日 秋季増刊号(昭和26年)

週刊朝日

名画を飾りそれにシンクロする喫茶店は、藝術である。

病院帰りに古本屋で軽い雑誌でも買おう。
頭グルグルしないやつ(苦笑)
500円以内でね。
古いのがいい。
昔の広告が載ってるのがいい。
雑誌広告は当時の世相が良くわかる。
『わたしは、こんな時代を生きてきたんだなぁ…』
と、ぼんやりしてみたい。

まあ、ぼんやりというより笑っちゃうぐらい懐かしいのが楽でいい。
便秘薬とかポマードとか殺虫剤とかがベストだな、妙なイラストがあるのが和ませる…
そんなやつ。

入ったお店の奥に突進。
だいたい私は奥が好き(笑)
怪しいものは、ことごとく奥です。
だとしたら、奥様ってのは、実は怪しい存在なのか?
怪しいサマが『奥様』なんだ、怖いですね。


週刊/月刊誌コーナーの戦後間もなくの頃発行で絞って漁ってたら、
大量のカストリ誌一個師団に出くわす!
SMというより、怠惰な性生活情報漏洩記事を見て喜んでる自分が不健康。
しかし、そのエロ軍団は500円じゃ買えませんです、みな高い。
いつの世もエロは常に先を走ります。

「週間読売」の団令子表紙に心持ってかれそうになったけど、週間朝日軍団の中に
なんと美しい東郷青児筆の女子画表紙発見!
どちらも丁寧にシールしてあるから内容は分からない、ここはジャケット買い。
戦後物不足の昭和20年代紙質悪いから、インク染み込み激しく、それがまたいい感じで
額装して飾ってもいいくらい。
もう記事内容なんてどうでもよくなってる自分って変わり身速し。

週刊朝日 週刊朝日 東郷青児画「週刊朝日」広告ページ

東郷青児

思い出すのは吉祥寺の老舗喫茶店「ボア」
永いこと通わせてもらいました。
入店してすぐ目の前にド~ンと飾られた、というより壁画のような巨大な絵。
東郷青児さんの筆になる素敵な色の絵。

小さいけど、こざっぱりとした気持ちのいいお店だった。
だった…というのは、もうこの喫茶店は無いのです。

気持ちが落ち着く上に、ピリッとさせる清潔感があって大好きだったけどなぁ…

立地場所が整備予定地となり、2007年9月に閉店。

昭和22年に和菓子の製造卸しとして創業。
30年代に入り、喫茶店にしたとご主人に教えてもらいましたから長い歴史でしたね。
同店のシンボルとなっている東郷画伯の巨大な絵画の影響もあるのでしょうが、
サンドイッチなどお店の清廉さ同様上品な味でした。

あの東郷画伯の絵画は閉店後どうなったのでしょうか?

キャンバス地に描かれたもののように見えず、まさかベニアに直描きしたんでしょうか、
もしそうならえらく保存が大変だと思いますけど。

ともかく、東郷青児さんはいろんな仕事をバッタバッタと描きまくった印象があるので、
頼まれればなんにでも描いちゃってたのかしらん。
エレガントな画風の割には、粋に豪快だったのかも知れませんね。

デザインの洒落た包装紙やマッチなど、今でも捨てられずにいます。

喫茶「ボア」
喫茶ボア マッチ     喫茶ボア index

描かれる手の表情が、素敵にエレガントで艶めかしい。
そして描き過ぎない女性の顔は、いつも美しい。
誰だって東郷青児さんに描いてもらいたいだろうね、女性なら。

カシニョールの空々しさもなく、多くの商業品も生み出し
更に商品として解りやすいというのも潔よい。
その芸と商を併せ持つ懐の広さに改めて魅入ってしまいます。
そして極め付けは淡い色彩に尽きる。

アイボリーとグレイのコントラストが好きだ。



私は東郷青児さんデザインのアルバムなんてのも持ってたりする。
これはかなり恥ずかしい。
駅のトイレで用をたしている時、ドアを開けられるくらい恥ずかしい。

青児アルバム

どう見ても男が持つべきアイテムではない(笑)
うら若きご婦人が、海水浴旅行での水着姿の写真かなんかを貼っておくべきモノである。
そんなモノが適当なのに、私のようなジジイが持っているのはかなり気持ち悪い。

一体全体 アルバムとして、なにを貼るべきなのか困惑しつつ、
何も貼れずにただ手元にあるだけである。

キレイな都会の風景写真でも貼るしかないのかも。
私自身のポートレートなんか魔が差しても貼る勇気は、無い。

それにしても、昭和26年発行のこの「週間朝日」の表紙は素晴らしい!

戦後の紙質~印刷事情の悪さが、逆にいい味を出している。
現在のパリパリしたヴィヴィッドなリアル色彩とは一線を隔す
怪しい表現にゾクゾクする。

そして、描かれた手指の流れに頬を染めるボクでした。(笑)

2011年1月 自宅にて観覧
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鴨川の海女さんこけし
小顔で切れ長の大きな瞳、そしてこのプロポーション。
クロス立ちしたスーパーモデル顔負けの海女さんだこと!
絶対 東郷青児さんに寵愛されたでしょうね。

鴨川海女さん 前 鴨川海女さん 後



週刊朝日index

OLYMPUS E-330
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 25mm (35mm換算値 50mm) f2.8
4/3型 LIVE MOSS  7.5 megapixels
adobe PHOTOSHOP 5.5

週刊朝日-青児
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| 美術 | 22:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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シャネル no.19 香水 試供品ミニチュアボトル

一寸法師

ミニチュアは、こころ和む藝術である。

日本人って、盆栽とか茶室とか常軌を逸したミニチュア名人です。
女子的には無批判に「カワイイィィィ…」と叫びたくなるのでしょうが、いい歳のおじさんの私には可愛いを飛び越えて美しく和ませてくれる対象がミニチュアということになります。
小さなロゴを眼で追い、手にした瞬間にフワッとした異空間に連れていかれるようです。

シャネル香水 シャネル試供品
㊧正規品 シャネルno.5 ㊨試供品 シャネルno.19

シャネルの香水瓶のデザインは当たり前にシンプルで、フランスエスプリというより侘びさびの境地。
スクエアな白地ラベルに黒のゴシック文字。

美しい

シャネル香水キャップ

黒キャップ上部のシャネルロゴマークが唯一の飾り。

なんてシンプル過ぎる洗練!

正規品(no.5)は白いロゴマークを型押ししてあり、試供品(NO.19)の方のロゴマークは白入れは無いものの、ちゃんとエンボスされている。
熱転写とかシールプリントではない、シンプルではあっても決して陳腐ではない。

香水なんて付けたことないけど、ミニチュア香水ボトルはなぜか魅入ってしまう。
実物の大きさに慣れてるところに意表を突かれる。
そんなギャップに、ときめくのかも知れませんね。

2011年1月  自宅にて観覧
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一寸法師こけし
ミニチュアと云えば、一寸法師でしょう。
なにせお茶碗に乗って河を渡るんですから(笑)
このこけしの茶碗に描かれる古来からの伝統意匠「波紋」と「千鳥」にグッときますね。

一寸法師 前 一寸法師 後



一寸法師index

OLYMPUS E-330
TAMRON SP90mm macro (35mm換算値 180mm) f2.5
4/3型 LIVE MOSS  7.5 megapixels
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一寸法師date

| グッズ | 10:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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藤井保 写真集 「ESUMI 」

写真集 ESUMI

静かな裸体は、藝術である。

モノクロで静かな写真。
モデルは江角マキコさん。

真っ黒い海から、スーッと出現し美しく消えてゆくゴージャスなフォトストーリーに見える。

2011年1月  自宅にて観覧
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人魚こけし
波打ち際に打ち上げられた江角さんの静かなポーズは、まるで人魚のよう。
このこけしは、江角さんより少しグラマラスですね。
ところで、この人魚にある丸い筒のようなものは一体何なんでしょうね?

人魚こけし 前 人魚こけし 後



ESUMI-index

OLYMPUS E-330
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 25mm (35mm換算値 50mm) f2.8
4/3型 LIVE MOSS  7.5 megapixels
adobe PHOTOSHOP 5.5

ESUMI-date

| 写真 | 05:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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映画 「バスキアのすべて」

映画 「バスキアのすべて」

映画はリズムこそ、藝術である。

note
題名: バスキアのすべて
英題: JEAN-MICHEL BASQUIAT:THE RADIANT CHILD
製作年: 2010年
製作国: アメリカ
日本公開: 2010年12月18日
上映時間: 1時間33分
配給: CJ Entertainment Japan
白黒&カラー/デジタル

映画 「バスキアのすべて」 チラシ

監督・製作・撮影: タムラ・デイヴィス
製作・撮影: デイビッド・コウ
製作・編集: アレキシス・マンヤ・スプライック
製作: リリー・ブライト / スタンレー・バクサル
製作総指揮: マヤ・ホフマン
撮影: ハリー・ゲラー
音楽: ジョシュア・ラルフ / アダム・ホロヴィッツ / マイク ・ダイヤモンド
出演: ジャン=ミシェル・バスキア  ジュリアン・シュナーベル

point
『ノット・ア・ガール』のタムラ・デイヴィスが、友人だった画家ジャン=ミシェル・バスキアの生前の映像を基に撮り上げたドキュメンタリー。
1980年代のニューヨークアートシーンを駆け抜けた時代の寵児(ちょうじ)の貴重な未公開インタビューや、彼の友人たちの証言からその素顔に迫る。
本作にはポップアートの神様アンディ・ウォーホールや、『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベル監督も登場。
27歳という若さでこの世を去った天才の偉大な足跡に感無量。

story
ニューヨークのブルックリン生まれのバスキアは、17歳のときにダウンタウンで架空のキャラクター“SAMO”の署名入り落書きで知られるようになる。
その後ポストカードなどを売って生計を立て、やがて画家としての実力が認められ、個展を開くまでになる。
彼はほんの数年でセレブの仲間入りを果たすが、次第に薬物に依存するようになり……。

(シネマトゥデイ より引用)


バスキアの気持ちの良いドキュメント映画
音楽と映像との編集具合がすこぶる気持ちよいのだ!

リズム

ドキュメントにありがちなグダグダ垂れ流し感がなく、キリッと続くフィルムが心地よい。
音楽とペインティングはリズム。

2010年12月 東京 渋谷シネマライズ にて観覧
映画紹介
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くろんぼこけし
バスキアのスピード感とリズムに似た、今にも踊り出しそうなこけしだと思いませんか?
くろんぼこけし 前 くろんぼこけし 後



バスキアindex

OLYMPUS E-330
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 25mm (35mm換算値 50mm) f2.8
4/3型 LIVE MOSS  7.5 megapixels
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バスキアdate

| 映画 | 06:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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東京メトロのTOKYO HEARTポスター

TOKYO HEART-top

彼と彼女の間の写真は、藝術である。

TOKYO HEART と銘打たれた東京メトロ企業広告ポスターの写真がいい。
2009年は宮崎あおいを起用していて、そのうちの銀座名店「銀座鹿乃子」店内で和菓子を前にする何気ないスナップのような感じに心奪われた。
気の利いた東京紹介の体をなしてるところも洒落ている。

この写真から、TOKYO HEARTポスター写真が楽しみになったんですね。

宮崎あおい

2010年からは新垣結衣に代わりましたが、あんまりこのシリーズはモデルどうこうでもないので気にもならないけど、東京っぽいのは宮崎あおいの方に分があるようですね。
大学生活で東京に来た、村一番のきれいな地方出身者って感じの、新垣結衣さんです。

宮崎あおい「東京にもっとハートを」
新垣結衣 「メトロが心をつないでいく」

テーマはテーマで、当然あるのですが私はともかくこのシリーズの写真に魅入られてしまってるんです。

微妙に東京案内にも機能していて、スナップみたいなお気軽記念写真っぽいところが、素敵なんです。
でも実際こんな風には絶対お気楽には撮れません。
この軽い感じを出させる計算が働いているように思います。

今月は、新垣結衣さん根津神社初詣の巻ですね。
彼氏が撮った歳時記的記念写真風で、笑顔のガッキー初々しくていい。
宮崎あおいさんにしてもこの新垣さんにしても、ともかくどの写真も [撮影者 - モデル] が彼と彼女の関係みたいで、ほんわかした空気が漂っている。

TOKYO HEART11-1

TOKYO HEART10-4 TOKYO HEART10-5 TOKYO HEART10-6
TOKYO HEART10-7 TOKYO HEART10-8 TOKYO HEART10-9
TOKYO HEART10-10 TOKYO HEART10-11 TOKYO HEART10-12
▲新垣結衣さんシリーズ全種

きっちりしたフレームに東京の軽さをよく捕らえていて、いつもこのポスターを楽しみにしています。

2011年1月  東京 半蔵門線 神保町駅構内 にて観覧
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お供え餅飾り 江戸細工こけし
あけましておめでとう!
ということで、TOKYO HEART ポスターに負けないで正月気分を…。
この小ささに感動すらしちゃいますね!
大きさ比較の為に、マッチを入れ込んでみましたけど、
海老の精密さたるや、江戸細工職人恐るべし。

供え餅 正面 供え餅 後面



TOKYO HEART-index

CANON power shot S95
CANON ZOOM 6.0~22.5mm (35mm換算値 28~105mm) f2.0~4.9
1/1.7型ccd   10 megapixels
adobe PHOTOSHOP 5.5

TOKYO HEART-date

| 写真 | 07:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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