2010-10 | ARCHIVE-SELECT | 2010-12

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ドガ展

ドガ展

紙一重の変態は、藝術である。

私は大体において、へそ曲がりだからアーティストの代表作といわれるものに今まで感動した事は滅多にない。
そこで、エドガー・ドガさんだ。
横浜美術館の「ドガ展」で初めて見ましたよ本物のエトワール!

エトワール絵葉書 EDGAR DEGAS [Ballet dit aussi L'Etoile] postcard

会場の中盤あたりで、それまで割りとフラットなライティングで淡々と展示していたのに、こればっかりはスポットライトで特別扱いだ。
仕方ないなあ、人気だしこれ目玉だしカツオだし。
で、ちょっと?と思ったりして拝見したんですが、コレはやっぱり凄いです。
なんたる奇妙な構図 踊り子さんの光り方 顔と手の表情以外省略 スカーフの黒の引締めポイント

問題は舞台袖にいるパトロンとおぼしき男
じっと見つめて、あんた立派な覗きですよ。
そこを描くドガさん。
バレリーナの美しい在りように留まらない。

覗くということ

作品はみな、28mm-105mmズームレンズのカメラで撮ったスナップっぽい。
これは、当時相当珍しいんじゃないかなぁ
瞬間を描くにしても、しつこい。
このしつこさは、後期の一連の「浴女シリーズ」に顕著。
どれもこれも後ろ姿で背中フェチか?
謎だ。
ちゃんと顔を描いてやる優しさはないのか?
そうか、恥ずかしいんだろう?
ちゃんと目を見て話さないタイプなんだろう。
で、風呂上りの女がベッドの上で身繕いをしてるのを、斜め上から覗いてるんだろう。

髪を梳く婦人 © DEGAS   髪を梳く婦人  ※「ドガ展」図録 P120 より抜粋

印象派の大将なのに少年のようだ。
なんか、グッときちゃうじゃんか!
多分、シャイで内気な変態さんでしたんでしょうネェ…

素敵な絵を残してくれて、変態もまた美しい。

2010年11月 横浜美術館 にて観覧
展覧会紹介
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バレリーナこけし+中年紳士
微妙に美しい曲線を描くすんなり伸びた足
少し上を向く、勝ち誇った優雅な表情
グリーンのアイシャドウに衣装の細やかな絵付け光モノ
素晴らしい!
ドガ傑作「エトワール」に敬意を込めて、シルクハットで正装したパトロンこけしを壁から覗かせてみました。

バレリーナこけし バレリーナこけし部分 カップルこけし



ドガ展 INDEX

OLYMPUS E-330
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 25mm(35mm換算値 50mm) f2.8
4/3型 LIVE MOSS  7.5 megapixels
adobe PHOTOSHOP 5.5

ドガ展 DETA
スポンサーサイト

| 美術 | 06:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

横綱 白鵬 63連勝でストップ

白鵬 連勝ストップ

番狂わせは、藝術である。


なんだよ、負けちゃったのか白鵬。

しかも相手は稀勢の里かい!
勝つとしたら、誰もが予想する人だしなあ…つまらん。

双葉山の連勝記録を破るんじゃないか、と期待されるほどとんでもなく強いんだから、負けるときはとんでもない番狂わせをしなきゃダメでしょ。
技能派くせもの安美錦あたりにふざけた負け方を期待してたのに、完全な力負けだものなあ…。

それにしても、63連勝ってのは凄いな。
双葉山の69連勝は前人未踏と云われてるけど、実は江戸時代に谷風という横綱がいて98連勝したらしい。

谷風梶之助 (たにかぜ かじのすけ)

谷風 錦絵 © 勝川春章 画

寛延3年8月8日(1750年9月8日)陸奥国宮城郡(現在の仙台市若林区)霞目生まれ。

江戸時代の第4代横綱 実質的な初代横綱。
大横綱で、大相撲史上屈指の強豪。
また、力量・人格の面で後の横綱の模範とされた。
本名、金子与四郎。

1769年4月場所、伊達関(翌場所から達ヶ関)森右エ門の四股名で看板大関で初土俵。
しかしこれをよしとせず、1770年(明和7年)11月場所、前頭筆頭から再スタートを切る。
徐々に地力を増し、1776年(安永5年)10月場所に2代目「谷風梶之助」と改名。
1781年(安永10年)3月場所、正式に大関となる。

1778年(安永7年)3月場所初日から1782年(天明2年)2月場所7日目まで分・預・休をはさみながらではあるが、江戸本場所で土つかずの63連勝(止めたのは小野川)。
さらにその敗北の後に43連勝を記録。

のち昭和の時代に双葉山が69連勝を達成するまで、約150年にわたって記録保持者であり続け平成になって白鵬が並ぶも抜くことはできなかった。
この63連勝は江戸本場所のみの連勝記録で京都 大坂本場所での成績も含めると98連勝。

幕末頃まで、江戸 京都 大阪のレベルはそれほど差がなかったものの一般的に連勝記録は江戸本場所のみの63連勝を指す。
しかし江戸 京都 大坂の本場所を含めた98連勝は最多連勝記録であり、今だに破られていない。

江戸本場所では通算成績49場所258勝14敗16分16預5無勝負112休で勝率9割4分9厘。
優勝相当21回で現在の年6場所制で大横綱とよばれる貴乃花(優勝22回)、北の湖(優勝24回) 等の優勝回数に比肩する優勝回数を、現在の1/3しかない年2場所制で達成。

更に優勝20回以上もの50連勝越え。
通算勝率9割以上を達成したのは大相撲の長い歴史の中で谷風だけである。

以上のように、谷風は「天下無敵」の名にふさわしい記録を残している。

谷風は力量だけでなく人間的にも立派で品格抜群である。
その為、歴代横綱の第一人者、実質的な初代横綱として横綱模範とされる。
また、天下無双の大横綱にふさわしい実績から、四股名「谷風」は止め名になっている。
連勝を止められた後も小野川戦は興行が札止めにも、観客が詰めかけ話題の取組となった。
ちなみに対戦成績は谷風の6勝3敗2分2預3無勝負。

体格は、全盛時代で身長189センチ 体重169キロのアンコ型巨人で、足袋の中に白米が一升五合入ったと伝わる。
また、谷風の末裔の家に保管される大腿骨が約48センチ、大腿骨は法医学的におよそ身長の1/4と言われ、4倍すると192センチになり、言い伝えられている身長が決して誇張でない証拠である。

怪力でも知られ数々の逸話が残されていて、負けず嫌いで物言いを多く付けたという。
病気の母親を抱える相手にわざと負け、懸賞を与えるという八百長のような相撲をやったが、江戸っ子の喝采を浴びたという講談もある。
事実ではないらしいが、当時の江戸での「人情相撲」に対する考え方を窺わせる話である。

1789年(寛政元年)11月、小野川(才助)とともに吉田司家吉田追風から横綱を免許される。
この時が実質の横綱制度の発祥とする見方が現在では定説。
征夷大将軍徳川家斉観戦の寛政3年(1791年)6月11日、小野川喜三郎と上覧相撲を行う。
この時、将軍家より弓を賜り、これを手に土俵上で舞ってみせたのが弓取式の始まりとされる。

天明4年(1784年)江戸相撲の浦風林右エ門に見出され、江戸に来た雷電爲右エ門を預り弟子とし鍛え上げた。
小野川喜三郎や後続の雷電爲右エ門らと共に、寛政に最初の相撲黄金時代を築く。

上述の横綱制度や弓取式など、現在まで残る相撲界の形式の多くがこの時代に形作られた。

寛政7年1月9日(1795年)インフルエンザ流行44歳で35連勝中現役死。

このことから、風邪のことを「タニカゼ」と呼ぶようになったと伝えられている。
が、正しくは谷風が

「土俵上でワシを倒すことはできない、倒れているのを見たければワシが風邪にかかった時に来い」

と語った時(天明4年頃)に流行っていた流感を「タニカゼ」と呼んだものである。
死因となった流感は「御猪狩風」と呼ばれていたが、後に「タニカゼ」と混同されるようになった。

谷風の出身地である宮城県仙台市では、昔から俚謡で
「わしが国さで見せたいものは、むかしゃ谷風 いま伊達模様」と謡われ今の世に伝わっている。

wikipedia より引用


いやー相撲ってのは面白い。
なんでも歴史が深いものってのは、それ自体に嘘や伝説が途方もなく語られるから、そのアッパレ感にひれ伏すのだ。
だから白鵬には頑張ってもらって、谷風記録を飛び越え100連勝ぐらいの鉄壁完全日本一を見たかった。

あまりの強さの為、横審あたりに片手使っちゃダメみたいな白鵬ルールを実施されても、難なくやっつけまくった為、白鵬を破った力士にはモンゴルの鉱物資源採掘権がもらえた…なんて嘘逸話を作ってほしかったのにィ。

こんな中途半端な負け方はダメでしょう!
ガラガラな館内で不謹慎な座布団も飛びゃしないし。

101連勝目だったとしよう
トリックスター豊ノ島あたりが相手で、勇み足かなんかでうっかり負けてしまうのが、相撲的に極上だ。
そのとき土俵は乱れ飛ぶ座布団で埋もれ、木村庄之助圧死。
あんまりな負けっぷりに、桟敷のジイさんはおもらしするわ、感極まった風俗嬢は怪しいパープルフリルのブラジャーをほおったりする始末。
解説のデーモン小暮さんは、驚いて思わずメイクを落として悪魔をやめてしまいました。

そんな、嘘八百を遠い将来に伝説として大らかに笑いながら語ってみたいものでした。

白鵬、まだ25歳。
チャンスはまだまだあるから、頑張って!!!

2010年11月15日 自宅テレビにて観覧
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
横綱 谷風こけし
お相撲さんのこけしは色々あるけど、なぜか実在の人はあまり作られていない。
若貴ぐらいで、雷電や双葉山とか大鵬とかありそうで無い。
江戸時代力士の谷風は結構見る。
名横綱のあかしでしょう。
そんなこけしですが、えらいカワイイ。
誰も見たことないから、なんとでも作れちゃう。
本当はものすごいぶっさいくだったりするんでしょうが、おすもうさんは縁起物だから、
それはそれで全然問題なしですね。

谷風こけし新聞 日刊スポーツ





INDEX

OLYMPUS E-330
TAMRON SP90mm macro(35mm換算値 180mm) f2.5
4/3型 LIVE MOSS  7.5 megapixels
adobe PHOTOSHOP 5.5

DATE

| スポーツ | 02:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

雑誌 暮しの手帖 第40号

暮しの手帖 40号

丁寧さは藝術である。

東横線 学芸大学駅近くの古本屋で、昭和30年代の「暮しの手帖」を買う。

実家までの1時間半の電車の旅での暇つぶしを物色した結果だ。
表紙デザインにひかれたのですが、内容の濃さに驚く。
昭和30年代のお母さん達が、この本を読んでいたと思うと感慨深い。
広告皆無といったクライアントへの縛りもない潔癖さにも頭が下がる。

今のお母さんたちも読んでいるのかなァ。
女としての志の高さを表現してる雑誌の一つである。

さて、なぜ驚いたかというと、実に丁寧で愛情溢れている誌面に、である。

「自転車にのりましょう」というページがある。
昭和32年といえば、戦後のあたふたから幾分落ち着きを見せ、前向きな女性を啓蒙する時期だったのかも知れないが、この特集 なんと素敵なんだろう…自転車で行きましょう…ではなくて、「自転車にのりましょう」だもん。

誌面構成は時代を感じさせて貧乏臭いが、お母さんにわかってもらえるような丁寧さが素敵ですし、モデルのママもいかしてる。
おまけに当時の宮田の自転車もかっこいい!(写真参照)。

少々長くなりますが、「ひとりで乗れるようになるには、1日30分ずつ5日間で十分です
早い人なら3日で乗れる筈です」というコーナーを、見てくださいませ。

なんと愛情溢れる文面で、わかりやすいか、教える側に立ってのマニュアルが親切。

自転車にのりましょう

自転車に乗りましょう
photo ©暮しの手帖

第1日
自転車の乗り方を教えるのに、こうしなければならないという、きまった方法はありません。
あなたが、はじめ習ったときどうしたか、それをおもい出して、その通り教えて上げてもいいわけですが、ここでは、比較的早く乗れる教え方を書いてみます。
もしこの方法で、うまくのれなかったとしたら、それは習う人の運動神経がにぶいのではなくて、多分あなたの愛情が足りなかったのだろうということになりそうです。

A
自転車が用意できたら、まず習う人を乗せて、高さの具合をみます。
このときスタンドを立てて乗せたのでは意味が無いから、あなたが荷台をしっかり倒れないように支えるわけです。
習う人の足が辛うじて地面に届く程度に、サドルの下のネジをゆるめて調節します。
背の低い人で、一杯に下げても足が届かない時は、仕方がないからサドルを外して座ぶとんをくくりつけます。

B
いよいよ練習場へ出発です。
人通りの少ない、ひろいところがいいのですが、まあ普通は学校の運動場ということになるでしょうね。
そこまで自転車を持ってゆくのですが、これはゼッタイあなたがやってはいけません。
なるほど、はじめて習う人は、ハンドルの持ちようも知らないのですから、それを運動場まで持ってゆくのは大変な仕事ですが、それに同情するのは「愛情のはきちがえ」というものです。
自転車の乗り方の第一歩は、自転車になれるということですから、少々遠くても、これは自分で持って行ってもらいます。
このあいだに、ハンドルを、そんなに親のカタキみたいに、ぎゅっと握り締めてはいけないこと、ごく軽く掌で支える程度に持つ事を教えて上げるわけです。
なるたけ体を自転車に近づけて持つことも注意してあげましょう。

C
練習場についたら、ちょっと一休みしましょう。
一番初めにやることは、自転車にまたがる、その練習です。
はじめは、あなたがやってみせます。映画の高速度撮影のように、なるたけゆっくりやって見せて上げてください。
要領は、ハンドルを軽く握って立ち、車体を少し自分の方へ傾けて、右足を大きく荷台の上を越させる、その時一緒にハンドルを手前に少し引いて、車体をうしろにずらせるようにすると、らくに足が向こう側に廻ります。
何度もやってみせてから、習う人にやってもらいますが、もちろん傍についていてあげなければいけません。

D
足が向こうへ廻ってまたがることができたら、そのまま、また足をもどして、もとの位置に立つようにします。
この時はさっきと逆に、ハンドルを向こうへ押して、車体を少しずらして、つまりおしりの下からサドルを前へ抜く気持ちで、それと同時に足を荷台の上を越して手前へ引く、傾けていた車体を起こす、という順序です。
これを何回かくり返してもらいます。
(といっても、疲れたからといって、足をかえて左足でやる、などというのは無意味です。
美容体操ではないのですから)

E
女の人のなかには、後ろから足を廻してまたがるのは、なんだか見っともないし恥ずかしいという人がいるかもしれません。
前から足を廻して乗りたがるわけです。
どちらの方が乗り降りのときの線が美しいでしょうか。
後ろからの方がずっと美しいのは、この方が自然だからです。
自転車に乗るのに小笠原流は役に立ちません。
女だからといって、ドレスのまま水泳するとすれば、こんなみにくく、おかしなものはない、それと同じ事なのです。

F
またがったり降りたりのまねごとが、まずまずやれるとみたら、今度は、あなたがしっかり荷台を支えて、ほんとにまたがってもらいます。
習う人は、はじめてここで自転車に乗ったわけです。
もちろんフラフラしますから、あなたはよほどしっかり支えなければなりません。
そして、サドルにしっかり掛ける事と、そのとき上半身が左右どちらかに傾かないように、正しく直して上げるわけです。
このとき、習う人は、嬉しがってペダルに足をかけようとしてはいけません。
両足はダラッと自然に下げておくようにしてください。

G
習う人は足をダラッと下げたまま、あなたは荷台を支えて、うしろから押してゆきます。
らくじゃありませんよ。
習う人の足は地面を引きずっていてもかまいません。
動き始めると、こわがって、ついハンドルを硬くにぎりしめますから、なるたけ柔らかく持つように言って上げます。
もちろん左右にフラフラと倒れそうになりますが、そのとき、倒れそうな方へハンドルを切ること、これが自転車に乗るコツだということを、よく教えて上げることです。
でないと、つい上体だけを倒れないようにひねろうとしますから。

H
足を下げたまま運動場を一回りしてくると、では足をペダルに乗せてもいい、と言って上げます。
ただし、乗せるだけで踏んではいけません。
このへんは、病人が、だんだん、いろんな食物になれてゆくような調子です。
足は大体指のすぐうしろ、足全体の三分の一くらいのところをペダルに乗せるようにします。
たいていの人は、足の真中に乗せてしまいますから。
こうしてまた一回りしてくると、それで第一日の練習はおしまいです。
自転車を持って帰るのは、もちろん習う人の仕事です。

第2日
二日目は、いよいよペダルを踏んで走るわけです。

I
乗る方は、まことにいい気分ですが、後ろで荷台をしっかり支えて走るあなたの方は、たいへんな労働です。この日はペダルの踏み方、そのコツを覚えてもらいます。それと、やはりハンドルを硬く握らないように、上体が一方に傾かないように気をつけて上げるのはもちろんです。

J
ペダルに足を乗せるのは、昨日のところで言ったように、必ず前の三分の一のところで、土踏まずのところを乗せてはいけません。
さて、これから踏もうというとき、カカトは下げて、ぐっと足に力を入れます。
そしてペダルを下へ踏み下げたら、カカトを上げて、軽くペダルを跳ね上げるようにするわけです。
これは、走りながら、あなたが後ろから直すのも骨ですから、まずスタンドを立てた上で、何度も踏んでもらい、横からそれを見て直す、それから走るようにします。

K
こうして何度か走っていて、あまり左右にぶれないようになってきたら、走っている人に気付かれないように、ごく短い時間、時々そっと手を離してみます。
そして、ある程度離しても倒れないようだったら、「いま手を離してたんだけど、わかった?」と言って上げます。
トタンに習う人の顔がパッと輝いて、「ほんと?ほんとに離したの?」と、大いに自信をつけるという訳です。
たいへん効き目のある手です。

第3日
第三日は、カーブの練習と、スタート、ストップの練習です。

L
カーブは、なるたけゆるやかに、大きくまわるように、そのとき、おしりがサドルの上でずれないかどうか注意します。
ハンドルを切るのと一緒に、体の重みを、まわる方へ移すようにすると、サドルからずれることはありません。
まず大きいカーブを倒れないでまわれるようなら、少しずつ、小さいカーブをまわるようにします。

M
次は、スタート。
右のペダルを上にしてまたがり、そのペダルを踏む足にぐんと体重をかけて、左足を地面から浮かせ、進みながら左足もペダルに乗せるのです。
もちろん、あなたがやって見せるわけですが、それでもはじめはなかなか体重が右足に掛からないものですから、後ろについていて、右足をぐっと踏んだり、ちょっと前へ押すようにしてあげます。
止まるときは、そんなに難しくありませんが、ただ、車輪が回っているうちに足を下さないように、車輪が止まると自然に車が倒れる、そのとき足を下して支えるというふうに教えてあげます。

これで、大体一通りのことは終わったわけで、あとの二日は、これまでのことを繰り返して練習することになります。
もちろん、もう荷台を支えて汗だくで走ることはいりませんが、しかしまだ遠方からながめているわけにもゆかないのです。
やはり傍についてエッサエッサと一緒に駈けながら、ハンドルが固いとか姿勢が悪いとか言って上げたり倒れそうだったら、間髪を入れず支えたり、重労働という点では同じ事です。
自転車を練習していて、どこかをスリむいたなどというのは、教えるあなたの恥だと思ってください。

繰返して言うようですが、自転車に乗れるようにしてあげるには、教えるあなたの、こころからの愛情と、まじめな態度が、なにより大切なことです。

(暮しの手帖 第40号 より引用)


と、まあこんな按配。
こういうモノは、研究して成就するんじゃなくて、身体が自然と覚えるものでしょうけど…ガチなテキストですね、これは。

これにいちいち説明参考写真が配置されるわけです、しかも写真が素敵ときてる。
このあと、自転車の選別法から、ファッションや思想までアカデミックでありつつ、丁寧に続くのである。

表紙:装画のごきげんなイラストは主宰の花森安冶さん。
なにもかもポップです。

凄いよね、暮らしの手帖。

2005年6月 東京メトロ 半蔵門線車中 にて観覧
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昭和モダンなスラックスの母子こけし
セーター?の柄 色合いのなんて素敵なことでしょう。
黒いスラックスの裾も母子揃っていかしてますし、なんといってもワンポイントの花!
これがあるのと無いのとでは随分印象が変わってしまいます。
坊やの横分けが、育ちの良さをうかがえますね。
こんなモダンなお母さん?ですから、きっと「暮しの手帖」を読んでるのでしょう。

母子こけし暮しの手帖 本文A暮しの手帖 本文B暮しの手帖 表紙



暮しの手帖 INDEX

CANON power shot S95
CANON ZOOM 6.0~22.5mm(35mm換算値 28~105mm) f2.0~4.9
1/1.7型ccd   10 megapixels
adobe PHOTOSHOP 5.5

暮しの手帖 DATE

| 書籍 | 03:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

2010 プロ野球日本シリーズ ロッテ vs 中日戦

中日 和田選手

ヘルメットを取ればヘルメット、は藝術である。

中日vsロッテっていう、なんか地味~な感じの日本シリーズだなぁと思った私は浅はかでした。
なんか物凄い戦いでした。

結局、千葉ロッテ勝利でしたけど、負けた中日和田選手が美しかった!
若いくせに、禿げ頭ものともせず美しいスイング。
技術的には全く門外漢なので説明など出来るはずもないのですが、
最終戦9回裏三塁打のダイナミックスイングに惚れ惚れしました。
ああいう大きなフォロースルーって、男っぽくていい。
伊達に禿げちゃいませんって。
昔、巨人にいた呂メイシさんもなかなかなスイングでしたね。

ちゃんとした、禿げってのが素敵です。

格好だけのスキンヘッズじゃないよ、本物のハゲだ男だ敵無しだ。
養毛剤や植毛なんて小細工してないぞ、男和田。

近鉄にいた佐野選手も、そこんとこ立派なもんだったけど、ぴっかり投法なんて妙にあざといプロ根性出して笑いを取っていたけど、和田さんは志が高い。
色々な意味でハゲ利用していないのが美しい。

何気なくヘルメットを取ると、立派なヘルメットが何気なく出てくるところにグッとくるんだ。
あざとくない。

スポーツマンかくあるべし。
実直そうな笑顔で、ちょびっと禿げちゃってるなんて憎めない。
男はこうでなくっちゃ。

2010年11月7日 自宅テレビ にて観覧
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はげオヤジと貴婦人 ペアこけし
ワケありな女性とパトロンといった風情ではありますな。
しかし、どんな意図のこけしなのか、はなはだ疑問ではありますが(笑)
ジョンブル髭にハゲちゃびんで正装って、なに?
女性はというと、これが睫毛綺麗でブルーのアイシャドウで、じっくり観察すると美しい。
パープルのロングドレスも悩ましい。
再度思うが、この意図ってなに!
お土産にしてはアヴァンギャルド度高し。

はげ紳士と貴婦人こけし中日 和田とブランコ





INDEX

OLYMPUS E-330
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 25mm(35mm換算値 50mm) f2.8
4/3型 LIVE MOSS  7.5 megapixels
adobe PHOTOSHOP 5.5

101107-date_20101108011831.jpg

| スポーツ | 01:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

レオナール・フジタ展

レオナール・フジタ展

藤田嗣治のヘアースタイルは藝術である。

簡単そうで実はできない、なかなかに繊細なヘアースタイル。
パリで活躍した繊細タッチ名人だからこそ、のものですね。

日本を追われ、レオナール・フジタと名乗りパリで花開かせた昭和初期の画筆達人。

この人の繊細で日本画的な輪郭線と、艶めかしいボカシに心奪われてしまう。
一体どんな道具で独特なボカシをやってるんだろうと、いつも気になっていたんです。

戦争画は見事だったが、前回の『 生誕120年 藤田嗣治展』(2006年 東京国立近代美術館)よりも圧倒的に作家背景を見て取れる展示で面白かった。
藤田嗣治のポストカードを額装して部屋に飾るほどのファンなので、気になることがいっぱいだぁ…

あの、ボカシの秘密。
そして、あのなんかへんなヘアースタイル。

購入した図録を見てみると、なんとボカシグッズが写真入りで紹介されてた!
ああ、こんなもの作ってたのね自分で。
そうですよ、筆だって刷毛だってキャンバスだって自作に向かいますよ、心ある人なら。

あのカッパ頭の謎は、解けぬままだけれど。

2008年11月 東京 上野の森美術館 にて観覧
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スイカなカッパ こけし
藤田嗣治さんの独特なヘアースタイルはカッパを彷彿とさせますね。
おしゃれです。

にしても

お土産こけしってのは更に自由です。
なんと、カッパの身体は西瓜ときたもんだ!
名付けて「スイカッパ」と勝手に呼んでますけども(笑)
丸ごと西瓜と切身のモノ、作っていて楽しいんだろうなぁ…こけし職人さん。

スイカなカッパ101107-2.jpg101107-3.jpg101107-4.jpg





INDEX

OLYMPUS E-330
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 25mm(35mm換算値 50mm) f2.8
4/3型 LIVE MOSS  7.5 megapixels
adobe PHOTOSHOP 5.5

レオナール・フジタ展 DETA

| 美術 | 05:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。